ウクライナ産穀物の輸送経路を準備 ポーランド大統領

(VOVWORLD) -ポーランドのドゥダ大統領は24日、ウクライナ産穀物が国内を通過し、最も必要としている国々に届くことを可能とする輸送経路の準備を進めていると明らかにしました。

今回のドゥダ氏の発言は注目に値します。なぜなら、ポーランド政府はハンガリーとスロバキアとともに、国内の農家が打撃を受けているとして、安価なウクライナ産の穀物の輸入禁止措置を延長しているからだ。ドゥダ氏は、ポーランドが依然として、貨物が最終目的地に届くよう支援していると述べました。

ポーランドの国営メディアによれば、ドゥダ氏は22日、ウクライナの復興に関する会合で、ポーランドとウクライナには「歴史的な側面」があり、ウクライナ産穀物をめぐる議論が両国の関係に深刻な影響を及ぼすことはないとの見方を示しました。

ドゥダ氏は地元メディアの取材に答え、ポーランドが国内市場でウクライナ産穀物の販売禁止を維持したことについて正しい判断だとの認識を示した上で、穀物が国内を通過できるようあらゆる措置を取らなければならないと語りました。

ウクライナとポーランドは穀物の問題や武器供給をめぐり、公の場で対立しています。

(CNN)

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